2021/4/18「梧棲文化出張所」がオープン
地元の歴史や文化を発信する「梧棲文化出張所」としてオープンするとのことで
4/18(日)の当日、行ってきました。
場所は梧棲老街の媽祖廟、朝元宮のおとなり。
日本時代の1919年(大正8年)に梧棲官史派出所が置かれ、
派出所兼宿舎の建物と3つの宿舎が建設されました。
1935年の新竹・台中大地震の時に、3つの宿舎は倒壊してしまったらしい。
戦後は、1971年に梧棲分駐所(分駐所は派出所とほぼ同じもの)が
移転するまで、警察の施設として使用されていました。
梧棲の有力者で、白色テロの被害者でもある
尤世景氏が拷問を受けたのもここだそうです。
2010年に台中市定古蹟となり、修復が行われ、今に至ります。
不思議な日本語、微妙な装飾などはありますが、ご愛敬。
梧棲の歴史を紹介する展示のほか、カフェも併設されていて、
陶芸作品の展覧会やイベントなどを開催していました。
「民宿」と書いてあるから、宿泊もできるのかな?
梧棲はかつて漁業と交易で栄えた町なのだそうです。
その面影を残す日本時代の建物があちこちに残っていた。
梧棲、台中港の三井アウトレットしか行ったことがなかったけど
ゆっくり街歩きしたら面白そうなところだなあと思いました。